赤パンツの元祖　巣鴨のマルジ

赤パンツの工場で出たハギレは焼却処分されていました。
「何か役に立ててもらえないだろうか？」と考え、ご来店のお客様に差し上げる事にしました。

次第に多くのお客様が手作りの手芸品を届けてくれるようになり、その作品を店内に展示したところ素晴らしい出来栄えに「売って下さい」と言われるようになりました。そこでチャリティー即売会を開催し、その売上金を寄付し「社会のお役に立ててもらおう」ということにになりました。

この日を楽しみにお待ちのお客様やご来店のお客様にお買い上げいただき、その収益金は赤パンツ館で協賛販売した「赤の少々難あり商品」の売上金と合わせ日本赤十字社に寄付させていただきました。

また、この赤い「幸福のおすそ分け」についている説明書は、障害者支援の作業としてお願いしています。

この小さな、赤パンツの"はぎれ"が工場、マルジ、作って下さったお客様、買って下さったお客様、日本赤十字社、社会事業とご縁の輪を繋げてくれました。１７年前、１枚の赤パンツから始まった「赤い糸のご縁の輪」がこんなに広がったことに感謝をしたいと思います。